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Channel: 感染症診療の原則
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Clinical Rabiesからの回復(カリフォルニア)

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2004年にウィスコンシン州で奇跡的に回復した15歳女性の狂犬病の症例の報告がありました。
Recovery of a Patient
From Clinical Rabies—Wisconsin, 2004


今回、MMWR最新号に、2011年に報告されたカリフォルニア州の症例が紹介されていました。

Recovery of a Patient from Clinical Rabies — California, 2011

2011年3月に、カリフォルニア州の郊外に住む8歳女児が地元の救急部を受診。
1週間持続して悪化傾向にあるのどの痛み、飲み込み困難、脱力が主訴でした。中枢神経症状も併発。

髄液中の狂犬病ウイルスの抗体が陽性であったこと、症状が狂犬病に合致すること、他に合致する診断名がなかったことから狂犬病と診断されました。診断されたのは入院から3日悟。

この症例は15日に抜管となり、37日目に退院。外来でのリハビリテーション継続に。

208名の学童を調査し、唾液との接触が考えられた27名にワクチン接種が行われました。

家族がかっていたペットは、ブタ、とり、犬、馬。
馬が2010年に1頭死んでいますが今回に関連するような調査はありません。

感染源はネコ?・・・ということですが確証にいたるような調査はできなかったとのことです。


別のソースでの検体の画像 Emergency Treatment of Rabies

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