「わかりやすい感染症」という、誰が考えたのかよくわかりませんが、シンプルなタイトルのセミナーが名古屋で定期的に開催されています。
13:30からは院内カンファレンスですが、外部の方もときどき参加されています。
「第4回 わかりやすい感染症セミナー」
3月15日(土) 中部ろうさい病院
製品紹介 15:15〜 (2F講堂)
一般演題 15:30〜16:30 (2F講堂)
「肺炎の症例」
演者 中部ろうさい病院 リウマチ膠原病科
コメンテーター 感染症コンサルタント 米国感染症専門医 青木 眞
特別講演 16:30〜17:30 『HIV最近の診療』
感染症コンサルタント 米国感染症専門医 青木 眞
という運びになっています。
HIVといえば、MMWRで女性→女性の感染かも?という事例が紹介されていましたね。
男性間の性的接触でのリスクの高さはよく知られていますが、女性間は超レアといわれていました。
が、ゼロではないですよね。血液や体液がそこにあり、相手に炎症や傷があれば。
Likely Female-to-Female Sexual Transmission of HIV ― Texas, 2012
他にも、両親はHIV陰性なのに、子どもが陽性????の事例は性的接触ではなかったですね。
Premastication of Food by Caregivers of HIV-Exposed Children --- Nine U.S. Sites, 2009--2010
いまどきは、ウイルスの遺伝子情報を見比べて検証ができるので、「ほかのルートなんじゃ?」というような検討もしやすいですが。