石を蹴ろうとして地面を蹴ってのたうちまわる編集長には、あまり向いていないスポーツでありますが、、、TVで観るのは(詳しくないけど)楽しいサッカーです。
選手、チーム関係者、熱烈なファン、報道陣、等多数の方がワールカップでブラジルにおでかけなのでしょう。
(そのあとはオリンピック、パラリンピックでさらに多数おでかけなわけですが・・・・)
渡航と言えば、プレトラベルの受診が重要ということでありますが、感染症が好きな人の全員が詳しいわけでもありません。
編集長のように「暖かいところの感染症は苦手だ」と公言する感染症の人もいます。
(大曲先生や竹下先生のいらっしゃる国立国際医療研究センターDCCがやっている研修会等に、来年は参加したいと思っています)
さて。そのブラジルですが。
渡航前の情報を得るのは厚生労働省検疫所のFORTHです。
それ以外に英語情報もみておくとよいかもですね。
英国Gurdian誌の「完璧 ワールドカップ シティガイド」をみると、おお〜いいですね〜そそられます。青い海、青い空、濃い緑。
南米やアフリカは飛行機に乗る時間も長いので、日本から出かける方は比較的時間の余裕をもった長期旅行をする方が多いのも特徴です。
その結果、「せっかくだから周辺のよさげなところにも足をのばそう!』ということになり、自然とのコンタクトが増えたり、、、、ということになります。
旅行前に検討をしないといけない健康リスクがさらに増えます。
観光地名だけでは、そこがどれくらいの標高の「高地」か、通常の人は知りませんので。
さて。感染症対策ですが、、、
こちらは流行レベルの地図つきの「FIFAワールドカップとデング熱」記事
Headlines: FIFA World Cup and Dengue Fever
蚊の対策は基本中の基本。
日本のDEETは薄めなので、現地で強力な蚊よけをかうのも一案です。
ブラジルで一つ検討事項になるのが黄熱ワクチンです。
ちょっと検索をしてみたら、オーストラリアのトラベルクリニックではもうワールドカップ黄熱ワクチンシフトをキメてます。
冒険好きな方はすでに人生で3度目接種!というような方もいるそうですが(現在は10年有効、とされています。そのうちライフタイムになるかもという話題もでていますが)、、、このワクチンは特定の地域や国にでかけるときに、接種証明(あるいは接種免除のための禁忌証明)をもらう必要があります。
ブラジルもその国のひとつなのですが、、、なにせ広いので、自分がどの地域に行くのかという計画とあわせて詳しい医師に相談となります。
日本では年間の黄熱ワクチン接種者は〜2万程度だと習いましたが、今後、アフリカへの企業進出、視察、ワールドカップやオリンピックの関係で、話題になることも接種希望者も増えると思われます。
年間のニュースをみていると、「在庫不足」が話題になることがありますが、日本ではこのissueは苦手なので、出発前の駆け込み接種などで混乱が起きないようにと祈っています。
日本のワクチンは「まだ」というか、「なぜか」というか、multiple doseのバイアルなんですよね。
5人分が入っています。
医療安全/感染事故対策上も避けたい、、、の常識でありますが、なぜかsingle doseの製品がないそうです。
早く単回投与製品が使えるようになるといいですね・・・
2013年10月 英国の記事 Travellers warned over yellow fever vaccine shortage
日本ではワクチンと証明書代で約10830円(収入印紙で払う)かかるわけですが、旅行者ネットワーク情報では某国では無料で接種できるというような情報もあったりします(患者さん経由の情報)。
流行情報はFORTHやProMedで知ることができます。
緊急の黄熱ワクチン接種が行われているスーダンでは、すでに複数の死亡者が把握されています。
昨年も160名以上が死亡。
日本に「輸入」されないよう、万全の対策が必要であります。
黄熱ワクチンがいらないとしても、他の健康相談はぜひしてからおでかけください〜
選手、チーム関係者、熱烈なファン、報道陣、等多数の方がワールカップでブラジルにおでかけなのでしょう。
(そのあとはオリンピック、パラリンピックでさらに多数おでかけなわけですが・・・・)
渡航と言えば、プレトラベルの受診が重要ということでありますが、感染症が好きな人の全員が詳しいわけでもありません。
編集長のように「暖かいところの感染症は苦手だ」と公言する感染症の人もいます。
(大曲先生や竹下先生のいらっしゃる国立国際医療研究センターDCCがやっている研修会等に、来年は参加したいと思っています)
さて。そのブラジルですが。
渡航前の情報を得るのは厚生労働省検疫所のFORTHです。
それ以外に英語情報もみておくとよいかもですね。
英国Gurdian誌の「完璧 ワールドカップ シティガイド」をみると、おお〜いいですね〜そそられます。青い海、青い空、濃い緑。
南米やアフリカは飛行機に乗る時間も長いので、日本から出かける方は比較的時間の余裕をもった長期旅行をする方が多いのも特徴です。
その結果、「せっかくだから周辺のよさげなところにも足をのばそう!』ということになり、自然とのコンタクトが増えたり、、、、ということになります。
旅行前に検討をしないといけない健康リスクがさらに増えます。
観光地名だけでは、そこがどれくらいの標高の「高地」か、通常の人は知りませんので。
さて。感染症対策ですが、、、
こちらは流行レベルの地図つきの「FIFAワールドカップとデング熱」記事
Headlines: FIFA World Cup and Dengue Fever
蚊の対策は基本中の基本。
日本のDEETは薄めなので、現地で強力な蚊よけをかうのも一案です。
ブラジルで一つ検討事項になるのが黄熱ワクチンです。
ちょっと検索をしてみたら、オーストラリアのトラベルクリニックではもうワールドカップ黄熱ワクチンシフトをキメてます。
冒険好きな方はすでに人生で3度目接種!というような方もいるそうですが(現在は10年有効、とされています。そのうちライフタイムになるかもという話題もでていますが)、、、このワクチンは特定の地域や国にでかけるときに、接種証明(あるいは接種免除のための禁忌証明)をもらう必要があります。
ブラジルもその国のひとつなのですが、、、なにせ広いので、自分がどの地域に行くのかという計画とあわせて詳しい医師に相談となります。
日本では年間の黄熱ワクチン接種者は〜2万程度だと習いましたが、今後、アフリカへの企業進出、視察、ワールドカップやオリンピックの関係で、話題になることも接種希望者も増えると思われます。
年間のニュースをみていると、「在庫不足」が話題になることがありますが、日本ではこのissueは苦手なので、出発前の駆け込み接種などで混乱が起きないようにと祈っています。
日本のワクチンは「まだ」というか、「なぜか」というか、multiple doseのバイアルなんですよね。
5人分が入っています。
医療安全/感染事故対策上も避けたい、、、の常識でありますが、なぜかsingle doseの製品がないそうです。
早く単回投与製品が使えるようになるといいですね・・・
2013年10月 英国の記事 Travellers warned over yellow fever vaccine shortage
日本ではワクチンと証明書代で約10830円(収入印紙で払う)かかるわけですが、旅行者ネットワーク情報では某国では無料で接種できるというような情報もあったりします(患者さん経由の情報)。
流行情報はFORTHやProMedで知ることができます。
緊急の黄熱ワクチン接種が行われているスーダンでは、すでに複数の死亡者が把握されています。
昨年も160名以上が死亡。
日本に「輸入」されないよう、万全の対策が必要であります。
黄熱ワクチンがいらないとしても、他の健康相談はぜひしてからおでかけください〜