最近の症例検討会の特徴:
それは免疫低下症例の増加です。理由は医療の高度化による免疫抑制剤の進歩、そして高齢化です。
一昨日の名古屋、中部労災病院での症例検討会も「研修医のプレゼン」なのに既に凄まじい免疫低下症例でした。
男性、皮疹とPancytopenia、青木は、ここで「徳田先生のSecretを使用」。
症例検討会に出る病気は5種類のみ。それは・・・
HIV感染症、結核、梅毒、悪性リンパ腫、SLE。
このSecretで徳田教授は湘南鎌倉病院のOpen conferenceでカンファが始まる前に悪性リンパ腫を診断。
青木も、Tokuda secretに基づきカンファ始まる前に中部労災病院の症例を「SLE」と診断しました。まさに神業的なカンファでした。(笑)
Presenterは研修医の渡辺先生。皮疹+PancytopeniaでSLEまでこぎ着けた編集長に更に、たたみかけるように
Nocardia>>Aspergillusを浴びせかけます。
いや、学生も研修医も強力になった・・弱っているのは編集長と患者さん。
(写真:Presenterの渡辺先生と)