モルドバから帰国しました・・
国を立て直す、限られた財政で最も国民に有用・有効な医療を提供する。その難しさも垣間見る事が出来ました。
編集長は素朴なベッドサイドの話し、(感染症診療の原則)をして来ましたが、現地の医療従事者からの反応が驚くほど良く、早速「スライドを欲しい」などというリクエストを頂いたり、保健大臣からも「病院の医療従事者が非常に喜んでいた・・」というコメントを直接頂いた次第です。
早速、モルドバの保健省のHPからもコメントが・・万が一、ルーマニア語、モルドバ語が苦手な人のために下記に簡単な翻訳も添えます。
http://www.ms.gov.md/stiri/fortificarea-parteneriatului-domeniul-sanatatii-guvernul-japonez
--- 以下 翻訳 ----
9月10日、保健省は非営利団体OMETAの代表団および松本氏との会合を開催しました。この訪問は、モルドバとJICA(国際協力機構)、日本政府との間の医療分野におけるパートナーシップに関連するものです。
保健大臣USATII氏は、日本の団体がモルドバの医療制度に対する支援に興味を示し、またサポートをしてくれるということに感謝の意を表明しました。また大臣は、この国の医療セクターの治療や診断等の質を向上させるためには、まだまだ支援や改革が必要だと発言しました。
OMETA会長の松本氏は、医療システムの開発を支援するために保健省と連携する旨の声明を発表した。その取り組みの第一歩として、9月11日には日本の医師や学識者によるセミナー Current Status & Issues of "Global Healthcare" & "Japan Healthcare" ― Studies of trends in modern medicine ― が開催されました。
このセミナーは、現代医学のトレンドをフォローすることを目指し、両国の医師や学識者の間での経験の交換や共有を促進しました。
セミナーの内容は、テレパソロジー、デバイス管理および患者の安全、薬剤師の地位向上、抗生物質学に関するものでした。
追加情報:
日本政府は、政府開発援助(ODA)を通じて、新興国が医療機器を調達するための補助金を提供しています。 OMETAは、ODAのフォローアップをすることで、新興国での医療機関の安定的な発展を促進し、また日本の国際協力活動を支援しています。
--- 以上 ---