編集長、現在、モルドバにおります。
モルドバ、what, who, where, ・・といった反応が出ると思いますがルーマニアとウクライナに囲まれた東北地方の大きめの県が3ヶくらいの面積に350万人くらいの人口の国・・。です。肥沃な黒土が唯一の資源・資産といった極めて貧しい国ですが、この国に日本が応援をする・・という事で編集長もお手伝い・・。
本日、これから「感染症診療の原則」の講義をいたします。
会場は年間700人の卒業生を出している医学部の関連病院で首都、キシュナウにあります。
英語 >> ルーマニア語 という通訳のバリアがあるので時間は限られますが、研修医や学生の明るい顔に元気と勇気を貰い話してきます。
1991年に強力な共産圏の影響から独立して限られた経済力でstruggleする、この欧州の小国ですが、研修医や学生の顔が道行く人々のそれよりも明るいのは、やはり医療という仕事の性質が与えるものだと確信させられました。
6年の訓練を受けて医師になっても月給は約2万円程度、特別に豊かな生活を保証されているわけではない彼らの笑顔はmedicineという仕事が与える喜びの再確認になるな・・と思えた。
これが今回のモルドバ旅行の収穫でしょう。
(写真:ふと入った食堂で出されたもの。知らないで食べれば、間違いなく「水餃子」と思うでしょうが、モルドバの強度料理す。)