オリンピックをみていたらけっこう寒いんだなーロンドン、とわかるような人々の服装でした。
北半球はまだ夏で東京は湿気とあわせて、ときに呼吸が苦しいくらいの猛暑なのでありますが、空はいくぶん秋の風情になってきています(と、青空ウォッチャーの編集長がいっています)。
で、暑いんですけれどもインフルエンザの話題です。
・・・沖縄でもオンゴーイングで流行していますし、熱帯地域は一年中流行していますし、南半球におでかけのかたは今は冬ですし、まあ、いつインフルエンザの話をしてもいいのではありますが。
8月13日に米国FDAが2012‐2013シーズンのインフルエンザワクチン承認情報をプレス発表しました。
FDA approves vaccines for the 2012-2013 influenza season
今回、米国で選ばれているのは、
A/California/7/2009 (H1N1)-like virus
A/Victoria/361/2011 (H3N2)-like virus
B/Wisconsin/1/2010-like virus
でございます。
Afluria(CSL Limited)
Fluarix(GlaxoSmithKline Biologicals)
FluLaval(ID Biomedical Corporation)
FluMist(MedImmune Vaccines Inc)
Fluvirin(Novartis Vaccines and Diagnostics Limited)
Fluzone, Fluzone High-Dose and Fluzone Intradermal(Sanofi Pasteur)
CDCによると、毎シーズン中にインフルエンザを「発症」しているのは人口全体の5−20%です。
20万人が入院、死亡は3000〜49000のレンジ(年による)。
今日の時点で厚労省のインフルエンザ関連ページには特に情報はありません。
世界的にはどのあたりをめざしているかというと、
すべての型にフィットする、万能型インフルエンザワクチン的なものの開発です。
現在は、流行株の予測から、注射式での抗原性の維持など、いろいろ課題の残っているワクチンのため。
だからといって不要とか意味ないということではないのですが。
それはなぜかというと、社会には超元気で過ごしている人と、自分や家族に基礎疾患のある人と、仕事をそうそう休めない人と、子どもやお年寄り・妊婦と住んでいる人、等それぞれ事情が異なるからです。
その人の個別の健康支援ニーズをふまえた話をしてください。
英国は2014年シーズんから、経鼻ワクチンをつかってすべての子ども対象にインフルエンザワクチンプログラムを拡大する予定とのことです。
毎シーズン、罹患が多いのは子供で、子ども集団で拡大してそのあと大人や地域に広がるパターンなので、集団免疫効果も考慮されての予算投入なのだとおもいます。
米国でのFlumistの発売後の動向を綿密に検討したのだとか。
U.K. to offer all children flu vaccine
北半球はまだ夏で東京は湿気とあわせて、ときに呼吸が苦しいくらいの猛暑なのでありますが、空はいくぶん秋の風情になってきています(と、青空ウォッチャーの編集長がいっています)。
で、暑いんですけれどもインフルエンザの話題です。
・・・沖縄でもオンゴーイングで流行していますし、熱帯地域は一年中流行していますし、南半球におでかけのかたは今は冬ですし、まあ、いつインフルエンザの話をしてもいいのではありますが。
8月13日に米国FDAが2012‐2013シーズンのインフルエンザワクチン承認情報をプレス発表しました。
FDA approves vaccines for the 2012-2013 influenza season
今回、米国で選ばれているのは、
A/California/7/2009 (H1N1)-like virus
A/Victoria/361/2011 (H3N2)-like virus
B/Wisconsin/1/2010-like virus
でございます。
Afluria(CSL Limited)
Fluarix(GlaxoSmithKline Biologicals)
FluLaval(ID Biomedical Corporation)
FluMist(MedImmune Vaccines Inc)
Fluvirin(Novartis Vaccines and Diagnostics Limited)
Fluzone, Fluzone High-Dose and Fluzone Intradermal(Sanofi Pasteur)
CDCによると、毎シーズン中にインフルエンザを「発症」しているのは人口全体の5−20%です。
20万人が入院、死亡は3000〜49000のレンジ(年による)。
今日の時点で厚労省のインフルエンザ関連ページには特に情報はありません。
世界的にはどのあたりをめざしているかというと、
すべての型にフィットする、万能型インフルエンザワクチン的なものの開発です。
現在は、流行株の予測から、注射式での抗原性の維持など、いろいろ課題の残っているワクチンのため。
だからといって不要とか意味ないということではないのですが。
それはなぜかというと、社会には超元気で過ごしている人と、自分や家族に基礎疾患のある人と、仕事をそうそう休めない人と、子どもやお年寄り・妊婦と住んでいる人、等それぞれ事情が異なるからです。
その人の個別の健康支援ニーズをふまえた話をしてください。
英国は2014年シーズんから、経鼻ワクチンをつかってすべての子ども対象にインフルエンザワクチンプログラムを拡大する予定とのことです。
毎シーズン、罹患が多いのは子供で、子ども集団で拡大してそのあと大人や地域に広がるパターンなので、集団免疫効果も考慮されての予算投入なのだとおもいます。
米国でのFlumistの発売後の動向を綿密に検討したのだとか。
U.K. to offer all children flu vaccine