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Channel: 感染症診療の原則
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編集長の予言(7年前)が現実化しつつあり

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「いきなりエイズ」発症50%超え 沖縄で20年ぶり 「HIV感染でも治療で防げる」県は検査呼び掛け | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス

「いきなりエイズ」発症50%超え 沖縄で20年ぶり 「HIV感染でも治療で防げる」県は検査呼び掛け | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス

HIV検査(資料写真) エイズ発症後にHIVに感染したことが判明する「いきなりエイズ」の患者の割合が、沖縄県内で2022年に52.6%となり、2002年以来20年ぶりに50%台を超え...

沖縄タイムス+プラス

 

第90回日本感染症学会総会(開催:2016年4月15日~4月16日)で予言申し上げたことが、ようやくちまたでも認識されてきました。
すなわち「梅毒増える国では、必ず遅れてHIV感染症が増える」ということです。
まあ、これは教科書的な事実で強烈な蓋然性があるのですが、性感染症の講演をするたびに申し上げてきたことが現実化しつつあるという事です。

漠然と目的意識もなく患者数(梅毒、HIV、コロナ)をカウントする病理から自由になりたいものです。「今年は何人に増えました。注意しましょう」といったアナウンスは役に立ちません!

日本ある意味、世界のどの国よりもUNAIDSが推奨する「90・90・90:すなわちHIV感染者の90%を捕捉、その90%を治療、そしてその90%のウイルス量を検出限界以下にすることによりHIV感染症の拡散を中断して、HIV感染症の無い社会を作れる」という概念を実現しやすいと思うけれど・・現実は逆に行ってる・・

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