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Channel: 感染症診療の原則
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医療逼迫の軽減法

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・軽症例による病院の負荷の軽減
①不必要な受診(軽症者の不安解消目的のPCR、陰性証明のための受診などで)貴重な病院のResourceが割かれないようなRule作り。
②濃厚接触者の定義、隔離解除の必要事項を状況により緩める。

・入院させない工夫
・経口摂取がイマイチだが入院は不要の高齢患者に、在宅や無床診療所でもレムデシビル(ベクルリー®) が点滴できる制度作り。(現在は有床診療所しか使えない!!)

・入院を95%減らせるニルマトレルビル錠/リトナビル錠(パキロビッド®)をもっと使いやすくする
(今は現場が必要以上に薬剤相互作用を恐れて使用を控えている。)
①パキロビッド使用時、一過性に休薬できる薬のリストアップ、休薬時の注意、工夫など
②現在制限されている在庫数をもっと緩めて必要な症例がでたらすぐに投与できるようにする
③パキロビットによる副作用が出ても個々の医療機関や医師を責めず、「薬害」的な扱いで現場を守る工夫もありだと思います。

バイデン大統領もすぐにパキロビット、服用しましたね。

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