コロナ禍の現場で奮闘される医療従事者の皆様、本当にご苦労様です。先の見えない闘いを続ける教え子を思いつつ、編集長も自宅に閉じこもり鬱病になりそうでしたが、少し心が晴れる経験を与えられました。それは・・
二人の若手「老年医学Geriatrics」の専門家との自己紹介を兼ねたZoomカンファレンスでした。このお二人とはHawaii大学の植村健司先生、Harvard大学の樋口雅也先生です。(共に40歳前後)勝手に頭文字をとって「Double H」と名付けました。(三銃士みたいに名付ける癖がある・・)最近、素晴らしい著書[あめいろぐ高齢者医療(樋口雅也, 植村健司 (著), 反田篤志 (監修)]を出版されています。
高齢化が進む中、日本に最も必要とされるSpecialtyのひとつとも言える老年医学ですが、併存疾患を多臓器に持ち、更に認知機能にも問題が多い症例を扱える医師が非常に少ないのは大問題です。(だいたい老年科に限らず総合診療領域に進む道を選ぶ若手が2%程度・・?)
今後、板橋中央病院とやまと診療所のOKR(お家に帰ろうラウンド)や北医療センターと浮間診療所のUK(浮間のUと北医療のK)に参加して頂く方向で決まりました。早速、関係者に連絡を取り了解を得ようとしましたら、既に皆様、藤沼先生がたとZoomなどでお知り合いでした・・。
コロナ禍でもZoomカンファレンスの浸透といったPositiveな面もあるなぁ・・