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Channel: 感染症診療の原則
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だから、25年間、言ってきただろう・・!?

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新しいNEJMに、Biomarkerが抗菌薬適正使用に必ずしも寄与しない・・かもという論文が出ておりました。

Procalcitonin-Guided Use of Antibiotics for Lower Respiratory Tract Infection
D.T. Huangら NEJM 379;3 July 19, 2018

青木語録:
Biomarkerが生体によって作られている・・というFundamentalな性質上、生体が不調な時(=病気の時)は適切に動けない・動かないのです。感染症で熱があがる、CRPやProcalcitonin、WBCがあがるのは元気なうちです。そして元気な時はVital signが大抵は使えるのです。

最近の会話@湘南F病院
A医師:60代女性、Shaking chill発熱で来ましたが、CRPは「0」でした。
B医師:しかし血培でGASが生えて、A弁のIEが見つかりました。
編集長:「だから、25年間、言ってきただろう・・!?」

ちなみに編集長にとってGASのIEは人生で3例目。恐らくPneumococcusのIEと並び、あまりに激しくてBiomarkerが動けないのだな・・

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