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Channel: 感染症診療の原則
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ICAAC2014 Hepatitis 2014: An Update #3

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ICAAC2014 Hepatitis 2014: An Update

本日も「肝炎」の話題続けます。
演者はペンシルバニア大学のVincent Lo Re先生です。

講演の題名は「Chronic HCV therapy in 2014」

今日も少し前回のかぶりながらDirect-Acting Antiviralsを様々に組み合わせたTrialの紹介です。

#:Non-StructuralのSerine protease阻害剤

1)NS3/4A Protease阻害剤
第一世代のBoceprevir、Telaprevir
第二世代のSimeprevir、Asunaprevir、ABT-450
カバーできるGenotypeが狭い
耐性に対するバリアが低い~中程度

2)NS5A阻害剤
第一世代:Daclatasvir、Ledipasvir、Ombitasvir
耐性に対するバリアは中程度

3)NS5B阻害剤
①Nucleos(t)ide類似体
Sofosbuvir
カバーできるGenotypeが広い
耐性に対するバリアが高い

②Non-Nucleoside類似体
Dasabuvir
カバーできるGenotypeが狭い
耐性に対するバリアが低い

#:沢山のTrialから

1)初めてのIF無しRxも含まれるもの

・効果は下図のようにIF+RBVのものですが繊維化の進んだF4、IL28B、黒人、Genotype1など難しい因子を含む群でも80%以上の成功率でした。


2)Simeprevir+Sofosbuvir(Metavir) +/-RBV
・以前にIFで無効だった群などでも90-100%のSVR成功率

・12週群と24週群に差がない。
・副作用は皮疹、掻痒感、光過敏症。しかし副作用で中止率は7%

3)Ledipasvir-Sofosbuvir
・初めて治療Treatment Naive群は略99-100%近い成功率
・12週群と24週群に差がない。

4)その他の組み合わせ
・Daclatasvir+Sofosbuvir
・Ledipasvir+Sofosbuvir 対 Daclatasvir+Sofosbuvir
・ABT-450/Ritonavirブースト+Dasabuvir+RBV
・Sofosbuvir+RBV(Genotyp3に)


#:結論:
・すげー効く

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