Quantcast
Channel: 感染症診療の原則
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3238

2015/1/16 若手医師セミナー2014第9回 リウマチ岸本先生 質問&回答

$
0
0
2015/1/16に開催された、若手医師セミナー2014年シリーズ、第9回
「~非専門医のためのリウマチ入門~ 」by 岸本先生の質問&回答が参りました。


①質問者 : 医師 内科 50代
質問内容 : 症候にもよると思いますが、リウマチ、膠原病関連の関節炎を疑うとき、初診時に測定しておくとよい検査項目はありますでしょうか。病院にご紹介すると、かなり多くの項目を一度に測定することがありますが、小さい診療所では難しいので。

回答:ご質問ありがとうございます。講演中でお答えしたように配布した資料に
紹介しております


②質問者 : 医師 内科 50代
質問内容 : 多関節炎の場合、痛みのある関節のX線撮影をするということですが、最低限何方向必要でしょうか。また治療中、フォローアップとしてのX線検査は、どの程度必要でしょうか。

回答:ご質問ありがとうございます。RAの場合、手指(手首含む)、足指のAPと
斜位は基本となります。膝はOA(関節裂隙の評価のため立位正面とLat)を
あと脊椎関節炎を疑った場合、踵骨の側面のみ(アキレス腱や足底腱膜の付着部の
靭帯骨化の有無確認)仙腸関節は骨盤正面像1枚脊椎はほとんどの場合側面だけで
OKですただし、RAで頸椎病変の評価では環軸椎亜脱臼の評価に前屈位も
あとは適宜整形外科の先生と相談しております


③質問者 : 医師 内科 50代
質問内容 : HCV関連関節炎は、急性感染でなくても、トランスアミナーゼが動いていない慢性感染状態でも同様の頻度で起こるのでしょうか。

回答:ご質問ありがとうございます。おっしゃるように、HCVはHBVのように
急性期ではなく慢性期におこることがほとんどです。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 3238

Trending Articles