編集長はICAAC2014に加えてID week 2014まで手を出してます!
本日は「Antimicrobial Stewardship―The Latest Trends and Opportunities」のSessionから
最初のTopicsは「De-escalation」
演者はDr Thomas File (Northeast Ohio Medical University , Ohio)
◎De-escalationの標準化された定義は無い。包括する概念は・・:
1:より狭いスペクトラムへ
・併用から単剤へ
・予め規定の戦略がある?
・臨床的な改善が必要
2:抗菌薬の中止
・治療期間の制限
3:培養はされているか?
◎De-escalationは死亡率の低下に有用
・ICUのVAP(MRSAと緑膿菌が起炎菌として多い):やると死亡率:43%、しないと62%
P=0.001
Koller MH et al. Chest 2006:129:1210-18
・外科ICUのVAPでやると死亡率:35.1%、しないと42.1%
P=0.324
Eachempati SR et al. J Trauma 2009;66:1343-48
◎De-escalationは入院期間、再入院率の低下に有用
・教育病院で軟部組織感染症のDe-escalation(PIPC/TAZ+VCM→CEZ)。
・Antimicrobial Stewardship Program(ASP)が効いた。即ち入院期間の低下、再入院の低下。
Pasquale TRら Am J Health Syst Pharm. 2014;71:1136-39
◎更にICUのVAPに特化した検討
・デザインも患者群も異なるが一般的にDe-escalationしている方が死亡率低い
・考えてみたらDe-escalationできる位、臨床的に改善している患者にDe-escalationが選択されているから当然死亡率も低い
Niederman Clin Chest med 2011;32:517-
本日は「Antimicrobial Stewardship―The Latest Trends and Opportunities」のSessionから
最初のTopicsは「De-escalation」
演者はDr Thomas File (Northeast Ohio Medical University , Ohio)
◎De-escalationの標準化された定義は無い。包括する概念は・・:
1:より狭いスペクトラムへ
・併用から単剤へ
・予め規定の戦略がある?
・臨床的な改善が必要
2:抗菌薬の中止
・治療期間の制限
3:培養はされているか?
◎De-escalationは死亡率の低下に有用
・ICUのVAP(MRSAと緑膿菌が起炎菌として多い):やると死亡率:43%、しないと62%
P=0.001
Koller MH et al. Chest 2006:129:1210-18
・外科ICUのVAPでやると死亡率:35.1%、しないと42.1%
P=0.324
Eachempati SR et al. J Trauma 2009;66:1343-48
◎De-escalationは入院期間、再入院率の低下に有用
・教育病院で軟部組織感染症のDe-escalation(PIPC/TAZ+VCM→CEZ)。
・Antimicrobial Stewardship Program(ASP)が効いた。即ち入院期間の低下、再入院の低下。
Pasquale TRら Am J Health Syst Pharm. 2014;71:1136-39
◎更にICUのVAPに特化した検討
・デザインも患者群も異なるが一般的にDe-escalationしている方が死亡率低い
・考えてみたらDe-escalationできる位、臨床的に改善している患者にDe-escalationが選択されているから当然死亡率も低い
Niederman Clin Chest med 2011;32:517-