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Channel: 感染症診療の原則
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〇〇に騙されないために

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議員関連のニュースが目立つこの頃ですが、、、、
議員が感染症の予防/検査/治療/政策に関心を持つのはよいことというのが一般論でありますが、どのスジの情報に当たるのか、そこでの判断、目指す方向性がどのようなものになるのか?には注意が必要という話題です。

NATROM先生の「安保徹氏の反ワクチン論を信じてしまった衆議院議員」は国会議員の話。

どのタイミングでどのソース、そもそもどういった情報が好きとか、周囲にアドバイスをする人がいるのかいないのか等。

いろいろ考えさせられるお話です。

ブログをずっと愛読させていただいているNATROM先生がお書きになった本は、二つの説を並べてどこがどう違うのかを理解しやすいような構成になっています。
印象的なのは、科学的正しさの追求ではなく、健康や安全のために誤解や悪意に注意してほしいと願う、医師としてのパッションです。

学部生のリテラシーやコミュニケーションを学ぶ参考図書にあげておこうとおもいます。


「ニセ医学」に騙されないために 危険な反医療論や治療法、健康法から身を守る!メタモル出版


NATROM先生の本でも紹介されているこちらも併せて読みたい一冊。
やはり、都市伝説VS事実というけいしきをとっており、複数の執筆者の得意分野が生かされた本です。

それ、変だよねーとわかっても、それを信じてしまっている家族や友人にどう説明するのか?という課題がありますので。

謎解き超科学彩図社

さらに。

不安になって、いろいろ探すと都市伝説やおせっかいデマにぶちあたることの多い育児ネタにも、NATROM先生の本と同じ出版社からよい本が出ています。

小児科医ママの「育児の不安」解決BOOK‐間違った助言や迷信に悩まされないためにメタモル出版


この分野を扱っていて出会うのは、専門家という立場での意見の違い。

「専門家」にもいろいろいますので。というお茶を濁した言い方ではつたわりませんので、どの辺りが分かれ道なのかを理解してもらうために書かれた岩田先生のこちらの一冊も参考になります。

絶対に、医者に殺されない47の心得講談社


(こういった日常に役に立つ本も書きたいですね…)

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