ICAAC2015 Session48 「抗菌薬使用の量的・質的評価」#3
次の演者はテキサスのベイラー大学のLarissa Grigoryan先生
演題は「プライマリケア領域における急性膀胱炎の治療がIDSAガイドラインに則ってない:Low concordance with IDSA Guidelines for treatment of Acute Cystitis in Primary Care」
■始めに
・急性膀胱炎(合併症無し)は良くある感染症で年に800万症例の受診がある。
・2012年のIDSAガイドラインでは3種類の抗菌薬が推奨されている
①バクタ(Tmp-Smx) 3日間(もし耐性率が20%以下なら)
②Nitrofurantoin5日間
③Fosftomycin:1回投与
・キノロンFQは代替薬だが耐性↑、CollateralDamage大、より重症例に使いたい
■「プライマリケア領域で急性膀胱炎の治療がIDSAガイドラインに沿って行われているか?」を調査した
・FQ使用が↑、Nitrofurantoin使用が↓
・バクタの使用期間が推奨の3日間よりも長く、5日間が最多
・とくに、他の抗菌薬よりも多く使用される抗菌薬は無かった。
・Fosftomycinは、あまり使われてない。
・NitrofurantoinもFQも同様の傾向。
・推奨よりも長く治療される症例の特徴:高齢者、DM
次の演者はテキサスのベイラー大学のLarissa Grigoryan先生
演題は「プライマリケア領域における急性膀胱炎の治療がIDSAガイドラインに則ってない:Low concordance with IDSA Guidelines for treatment of Acute Cystitis in Primary Care」
■始めに
・急性膀胱炎(合併症無し)は良くある感染症で年に800万症例の受診がある。
・2012年のIDSAガイドラインでは3種類の抗菌薬が推奨されている
①バクタ(Tmp-Smx) 3日間(もし耐性率が20%以下なら)
②Nitrofurantoin5日間
③Fosftomycin:1回投与
・キノロンFQは代替薬だが耐性↑、CollateralDamage大、より重症例に使いたい
■「プライマリケア領域で急性膀胱炎の治療がIDSAガイドラインに沿って行われているか?」を調査した
・FQ使用が↑、Nitrofurantoin使用が↓
・バクタの使用期間が推奨の3日間よりも長く、5日間が最多
・とくに、他の抗菌薬よりも多く使用される抗菌薬は無かった。
・Fosftomycinは、あまり使われてない。
・NitrofurantoinもFQも同様の傾向。
・推奨よりも長く治療される症例の特徴:高齢者、DM